「アレクサンダー大王」には主人公が存在せず、「狩人」には複数の主人公がいたけれど、今回のアンゲロプロスには珍しく主人公というのが一人、存在する。
35年ぶりにギリシャに帰ってきた映画監督。
彼は幻…
映像がかっこよくて美しい。政治的な背景とか知らないと内容は解らないらしい。でも解らなくていい。
ハーヴェイカイテルがしかめっ面で眺めていた川岸を見たくて、
ギリシャに行ったら同じ景色があり涙しました…
緊迫するバルカン半島情勢を描いており、特にラスト近くでのサラエヴォの街並みには言葉を失ってしまう。実にほろ苦いストーリーだ。政治的な知識があればもっと楽しめたかもしれないと思うと悔やまれる。個人的に…
>>続きを読む「魂でさえも自分を知るためには自分の心の底を覗き込む」プラトンの言葉が画面に映し出され、次いでギリシャ人映画監督マキナス兄弟により撮られたバルカン半島最初の映画が画面に映し出される。それを鑑賞する映…
>>続きを読むまぼろしの映画を求め、ギリシャからブカレスト、コンスタンツァ、ベオグラード、そしてサラエボへ。目的のフィルムを見つけ、静かに終わるかと思いきや突如として訪れる悲劇的な結末は、バルカン半島の歴史そのも…
>>続きを読む静かな長回しが多いので眠い時に観てはいけない映画。
当時プログラムを購入して読んだので色々わかったが、物語としては理解が追いつかない。
ラストの銃撃音には戦慄。
観客に語りかけてくるハーヴェイ・カイ…
【2014/1/22:バルト9】最初に観たとき、とんでもなくカッコええええええ!!けど中身は正直よくわかんないや、と思った。
夢のシーンだったりシュールすぎる恋愛話?だったり、かと思えば妙な生々しさ…
アンゲロプロスの映画にハーヴェイ・カイテルが出てるってだけでも感涙物。マナキス兄弟の未現像の幻の3巻のフィルムを求めて、アルバニア、ルーマニア、サラエヴォと旅をするというストーリーも面白い。やや冗長…
>>続きを読む