ユリシーズの瞳に投稿された感想・評価 - 8ページ目

『ユリシーズの瞳』に投稿された感想・評価

JuNe

JuNeの感想・評価

4.1


テオはバルカン情勢そのものをユリシーズの瞳で写した。な最初のサラエヴォ事件から学ばす同じ戦争をサラエヴォでしたのか。歴史の教訓を学ばず同じ過ちを繰り返す世界に向けた映画。そこに『現実を見る』という…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

4.0
序盤の街の画面の強度は凄まじい。
篝火を持つ群衆、雪原に佇む人々。
時空を超える長回しもアンゲロプロスの中ではそう驚きは少ないかな。
失われた映画を求めてな物語は好きだけど。
jamming

jammingの感想・評価

4.2
こんな形で
時系列を表現するなんて
すごいなー。

霧の日は祝日。。
静寂からのダンス
悲しすぎる 涙
昼寝

昼寝の感想・評価

4.7

アンゲロプロス自身がこれは映像の不可視性についての映画だと言っていたが、本当にとにかく見えない。濃い霧が人々の視界を覆う。画面外での殺戮・爆発。やっとの思いで現像したフィルムは真っ白。見えないはずの…

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ryo

ryoの感想・評価

-

「マナキス兄弟の未現像のフィルム三巻」。
失われた起源への遡行の旅は、しかし同時に現在の動乱の渦中を、歴史の傷口としての国境を経めぐる、緊張を孕んだものでもあった。ギリシャからサラエヴォへ(サラエヴ…

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一

一の感想・評価

3.5

ギリシャの巨匠 テオ・アンゲロプロス監督作品

行方知れずのギリシャ最古の映画フィルムを探し求め、動乱のバルカン半島を彷徨する映画監督の旅を描き、20世紀における映画と歴史と政治の相克に深い瞑想を巡…

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kst

kstの感想・評価

-
3巻の未現像のフィルムを探し求めて。
霧の光景、雪の光景、街の光景の中に見えるモノ、聞こえてくるもの。
現実と非現実。
女たち。
Sari

Sariの感想・評価

3.9
①2021/09/01 DVD
②2021/09/02

第48回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞作品。
『シテール島への船出』、『こうのとり、たちずさんで』に続く「国境三部作」の第3作目。
Okabe

Okabeの感想・評価

4.4
「死にかけた」バルカンの地で始原への回帰を巡る旅。単なるノスタルジーには陥らない。
haccatow

haccatowの感想・評価

4.6


眼差しの先の「見えないもの」
始まりと終わりの地
信念の人、あるいは絶望者
すべての曖昧さ、すべての矛盾や衝突や混沌

エルランド・ヨセフソンはやはり救済を見届けられない立ち位置なのだなぁ(タル…

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