降伏直前の昭和天皇を、ひとりの人間として描いた映画。
幼いような時と、格式高い時とで言動の差があるのが印象的だった。それこそが天皇の感じる「人間」と「神格」とのギャップなのかも。イッセー尾形すげー…
敗戦間際から人間宣言直後の
昭和天皇の話。
美術がとてもいい。
色味が絵画っぽい。
イッセー尾形が口をもごもごさせることが多く
ちょっとくどく感じたが、
「あっそ」の多さはさほど気にならなかった…
僕がソクーロフに初めて触れた作品です。題材が題材なだけに、日本での公開は難しいんじゃないかと思っていました。天皇や皇室のネタはセンシティヴというレベルではなく、ある種のタブーですからね。ポール・シュ…
>>続きを読む2021/11/13 DVD
ソクーロフ特集2021ラインナップ作品。
ヒトラーを描いた『モレク神』、レーニンを描いた『牡牛座 レーニンの肖像』に続く、ソクーロフ監督の20世紀の指導者を描く4部作…
1945年、敗戦への足音がすぐそこまで来ていた。
昭和天皇は現人神であることや、敗戦の原因について考えを巡らせる日々を送っていた。
そして、その日はやってきた。マッカーサーが昭和天皇と面会する。
昭…
なぜかとても好きな作品。
天皇を茶化すでも無く、美化するでも無く、
めちゃくちゃに否定するでも無く、
かといって全肯定するわけでもない。
無力な一人間として描かれてるなぁ、というのが、逆にとても魅…
平成最後ということで再鑑賞。
何度みても素晴らしいね。
イッセー尾形がはまり役過ぎる。
俳優は左右逆に演技し鏡ごしに撮影しているらしく、画面全体からでているぎこちなさのような違和感が陛下のいる世界の…
昭和天皇を描いたつもりが、イッセー尾形劇団によるコント番組(のよう)になっちゃった作品。もちろんフィクション。
イッセー尾形の「コント・ここにいるよ」
佐野史朗との「コント・お座りください」
桃井…
ソクーロフはデリケートな題材を敢えて作品にして来た監督らしい。今作では昭和天皇がそれだ。天皇を1人の人間として描きたかったので、史実よりも創作を優先させたよう。フィクションと思って観た方がいいのかも…
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