現在(2015)から観るとそれほど映像に斬新さがあるわけではないけれど、凶悪なサラマンダーには迫力があり炎に包まれる世界は絶望感が漂う。でもなんだか心が躍らないのは、そんな絶望的に強いサラマンダーを倒そうとする作戦があまりにもショボい事。
・ヘリから飛び降りて高速で飛行するサラマンダーに金網をかぶせる
(以外と金網を被せる事ができたけど、案の定、破られる)
・ストレートに銃で一斉射撃
(案の定、上空からの火炎放射を受け、味方の軍がほぼ全滅)
・サラマンダーが火を吐こうと口を開けた瞬間に爆弾付きの弓矢を至近距離から打ち込む
(ほぼ可能性がないと思われるこの作戦がなんでか分からないまま成功し、サラマンダーのボスが倒され世界が救われる)
最後に主人公がサラマンダーと弓を構えて向かい合っているのは、モンスターハンターの戦闘画面みたいで唯一ワクワクした。