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銭形平次捕物控 人肌蜘蛛のありがとうのレビュー・感想・評価

銭形平次捕物控 人肌蜘蛛(1956年製作の映画)
3.3
長谷川一夫と市川雷蔵。大映の新旧スターの個性の違い。何と言っても分かりやすいのは顔の濃さよな。勝新もだけど、長谷川一夫とか元から濃いけど、雷蔵は薄くて細いんだよな。それが役者として化けること、化けること。ちょうど映画が白黒/カラーの過渡期でもあり。逆に言えば1950年代後半から10年くらいは、どちらのチョイスもあるのが興味深いね。これ以前だったら白黒一択、1970年代以降はほぼカラーだし。あ、でも、テレビって選択肢があるのか。フィルムとビデオ。昭和おもろい。興味が尽きない。もっとも長谷川一夫は明治生まれだ。
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