アーシャ

銭形平次捕物控 人肌蜘蛛のアーシャのレビュー・感想・評価

銭形平次捕物控 人肌蜘蛛(1956年製作の映画)
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とにかく
画面が豪華だなあというのが印象。
モブシーンでの人の多さ。圧倒される。
あれ全部俳優なんだから。
大部屋の俳優達だ。
それとセットの豪華なこと!
あんな立派な大きなセットは今はもうほとんど見られないのでは?
大映はセット美術も卓越したものがあった。
長谷川一夫は大スターの魅力があって、登場すれば安心感と頼れる感じがする。市川雷蔵も
かなり若手でかっこいい。
お話は、
レディバニッシュ系であるが、
お米を買いだめして隠し
値段を釣り上げるなんていうのは現代にも通じる悪事。
悪がやっつけらてスカッとする王道の結末で楽しい。
昔の映画なので詰めの甘い部分もあるが、映画黄金時代の
華やかさを味わえて良かった。
アーシャ

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