このレビューはネタバレを含みます
シリーズ最終作!
「スプラッタ映画に影響された殺人鬼を追う」
っていう設定に、なんか時代を感じる
スプラッタ映画がバリバリ量産されてる頃だもんなぁ...
ただ
中盤に登場する、有名になりたいからってだけで身体にガソリンかけて焼身自殺しようとするヤツとか
終盤で殺人犯が言う
「俺の視た夢を盗作された」って台詞とかには
現在にも通じるメッセージ性を覚えたっす
TVのニュースでも、フィクションでも、暴力的で過激な映像が氾濫していて
ソレに影響された一般大衆がヤバい事件を起こしてしまう危険性について
敢えて、シリーズ通して様々な暴力を映してきた、この作品で以って警鐘を鳴らす辺りに
作り手の気概を感じました
スプラッタ映画に影響された殺人鬼が、最後はスプラッタ映画の小道具で殺されるって言う締め方も格好良かったっす
※この殺人鬼が、ガンズアンドローゼズのファンって設定には、少し引っ掛かるけども...
ついでに
何気に重要な役でリーアム・ニーソンが出てて「若っ!!」ってなりました
あと
作中に、「デッドプール(殺人予想)」って単語が頻出するけど
コレってアメコミのデップー君には関係有るんすかね