緑の光線の作品情報・感想・評価・動画配信

『緑の光線』に投稿された感想・評価

こじらせ女子のデルフィーヌ、おかたくて、頭でっかちで、傷つきやすくて、そして自分で判っていないがかなりの自己中…

そうそう世界共通、女の子は若いときのある期間、こんなこと言うもんだ。それが12歳なのか20歳なのか28歳なのか、それは個人差があるさ。

経験値が少ないから、まだ自分の物差しでしか見れないし、見方の角度を変えられない。

とにかくデルフィーヌがあれこれ痛い。そしてそのデルフィーヌを観ていると、記憶の角においておきたいヤツをあれこれ思い出す…自分の若かりし日のある恥ずい1日や、友人の過去の若さゆえの不可解な行動とか。もう、ちっとも映画に集中出来やしない…

デルフィーヌの抱える矛盾と不安を、光や風景、そして不穏な音楽で、上手に拡大していく手腕!

最後は、デルフィーヌ、頑張ったね。良かった、と思った。でも、そいつでいいの?まあ、いいか…
最後の緑の光線の人工的な色味の下品さがいい。それはデルフィーヌが「素晴らしい」出会いを期待して赴いたいろんな土地のいろんな男たちの下品さとなんら変わりない。最後にデルフィーヌが駅で『白痴』を読んでるときに出会う(というかナンパされる)男もそんなに他の男と変わりはしない。あの出会いが決定的に違ったのは、というか違うようになりそうな予感がするのは、デルフィーヌが緑の光線に運命を任せて〈賭けた〉から。(ロメールはパスカルの「賭けの必然性論」をよく引用している。)これまでは目に見えることを「直感」と短絡させて判断しようとしていたけど、ここでは目に見えることと見えないものを割り切っている。だからあの下品な緑の光にワクワクするんだ。ワクワク?でもないか、なんだろうわかんないや。

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに観た

フランス語の響きと 
声が心地いい

緑の光線が見たくなった

出来るだけ
夕陽が沈む頃に
海に寄るようにしようと
思ったら

グリーンフラッシュを見るのは
世界的にも稀なことらしい

YouTubeで観た
neroli

neroliの感想・評価

4.2
■仏作家、ジュール・ヴェルヌ氏の小説「緑の光線」■
 
 
仏作家、ジュール・ヴェルヌ氏の小説「緑の光線」より。
 
水平線に太陽が沈む一瞬に発するとされる「緑の光線」(グリーンフラッシュ)を目撃すると、自分と他人の心の中が見えるようになるという言い伝えが、新聞に記載された。
 
記事を元に主人公たちは水平線を探す旅に出ると言う話の恋愛小説。
 
 
本作ロメール監督の『緑の光線』の最後で、このお話と絡ませた展開となる。
 
 
 

■ジュール・ヴェルヌ氏の名言通りのラストに〜♡■
 
 
仏作家、ヴェルヌ氏が父親に宛てた手紙の一節に、以下の名言が書いてあるそう。

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
 
 
本作『緑の光線』も同様の展開。
 
主人公デルフィーヌは、恋愛関係がうまくいかないし、ある夏のヴァカンスもなかなかうまくいかなかった。
 
 
しかし、いい(恋愛)結果を想像すると、いい結果が待っているものです〜
 
ラストの展開、本当に良かったです〜♡
 
エリック・ロメール監督のステキな映画でした〜🎬
 
 
daichi96

daichi96の感想・評価

3.7
2022 27
白くて綺麗な映画だった。曇りがいい味だしてたな
休暇旅行したいなあ
1y

1yの感想・評価

3.5
みんなそれぞれ自分の意見持って発言してるの惹かれるわ。'だけど、私は違うの'って言えちゃうあたり日本では少数派な気がする。

vegan¿の話のところ、なんだか見てて可哀想だった、デルフォーヌの生きにくさ見ていて辛いわ、、その感覚はなんとなくわかるのだけど。
自分の感覚を信じて、居心地良い人と出会うまで1人でいればいいのに。信じられる自分もまだおらんから、誰かといたいけど、いたらいたで納得いく関係性じゃないっていう感じのそれ(¿?)

シンプルなのになんであんなに映えるんだろうフランス人、流石。

日没の最後の光線
るる

るるの感想・評価

4.0
ロメールやっぱ好きだ〜!
デルフィーヌ、バカンスをパリで1人で過ごすなんて…だし、1人で旅行なんて…ってなってるから、序盤からめんどくせー女と思ったんだけども、孤独は嫌って言葉にできる素直さと開き直って遊んだりしちゃわないところが推せるポイント、かわいい。
彼氏いない=孤独、みたいな共通認識はお国柄なのか時代なのか…ちょっと違うくない?て思うぞ。だから行動しなきゃ!て言ってくる友達は嫌かもしれん。それもわかるけど違うねん…そうじゃないんよな…

緑の光線について老人たちが話してるシーンが、何故か2番目に好きだった。時間の流れ、空気感がとても好みで。1番はもちろんラストです。終始自分の居場所がない、とデルフィーヌが感じてるように私からは見えたけど、あの2人はパズルのピースがハマるみたいにすごくしっくりときていて、よかった。恋愛したことある?に対して、「だけど、そのうちすると思う」ってそんなずるい言葉あるんか…!!!
緑の光線を見て終わるラストが良すぎる。良すぎた。

愛と幸せを求めてバカンスに出かけた孤独な女の旅を描く。

秘書として働くデルフィーヌはギリシャでのバカンスを楽しみにしていたが、一緒に行くはずだった女友だちにドタキャンされてしまう。友人に誘われて南仏へ出かけたものの、周囲になじむことができずひとりでパリへ戻る。その後ひとりでビアリッツの海を訪れたデルフィーヌは、ジュール・ベルヌの小説に書かれた、日没前に一瞬だけ見えるという「緑の光線」の話を耳にする。

この優柔不断さはあるあるだ。

エリック・ロメール監督による「喜劇と格言劇」シリーズの第5作。
桃

桃の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2022年54作品目。

水平線に夕陽が沈む瞬間に現れる、緑の光線。
光線を前に、2人の気持ちがみえるという。

こじらせ女子のデルフィーヌが、バカンスの予定が決まらず、お人好しの友人たちを振り回しながら、メタモン自意識過剰に泣きながら彷徨うコメディ。
ラストは、一応うまいこといったのかな。

完璧な夢見たいなバカンスって、どんなよ、自分は何をしたいのよ、ってツッコミどころ満載なのですが、若さのえぐみを感じる。

みていて痛々しいのだけれど、自分にも少なからず、自意識過剰な時代あったなぁという苦い感じで楽しむコメディ。(そしてスウェーデン人女性は日焼けのために浜辺で半裸なの?!びっくりした。)
主人公はけっこう普通の女性かと思いきや、悩みの描かれ方とか面白い。どんどん場面変わってくけど、ストーリー自体はのんびり進んでてモヤっと進行する不思議な感じ。
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