カズザク17

緑の光線のカズザク17のレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
3.0
孤独に対する不安。不安が不安を増長し、悪循環…情緒不安定に陥っている。不安から脱出したいという気持ちはあるものの、冷静さを失っていて、一歩を踏み出す事が出来ない。チャンスが訪れるものの、自ら扉を閉ざしてしまう。自分の殻に閉じ籠ってしまう。自分も人見知りの方なので、主人公の考えや行動について、理解出来る部分もある。一方で、自分のペースで好きな事が出来る一人もいいのでは…とも思ってしまう。
最後は、自ら扉を開けて一歩を踏み出そうとした主人公。相手の男性が、理解のある人であれば…と、願うばかりである。