自分でも自分のことがよくわからないと嘆くデルフィーヌの気持ちがよくわかる。旅先で出会った4人で話して、そのうち2人が良い感じ、もう1人の男性は自分に話を振ってくれなくて無言。あの時のデルフィーヌの演技がすごい。痛いほどわかってきつい。相手が悪いとかではなく、自分が惨めになってくる。デルフィーヌはそれでも誰かと居ようと旅に出続ける。
今こういう映画は撮られないと思う。誰かを欲することをこんなに度直球に描いてる作品見たことないかも。
山に行ったは良いけどすぐ帰って来ちゃうのとか俺見てるみたいだった。
最後にデルフィーヌの喜ぶ顔が見れて良かった。