On

ロジャー・ラビットのOnのネタバレレビュー・内容・結末

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

大人向けのディズニーだ!?おもしろかった〜

時代背景的に、シネマに報道映画が挟まっているのが良い。ロジャーは報道をつまらないと言い切る。彼は笑いが何よりも大事で、笑いを武器だと思っているから、人を笑わすことができない戦争が嫌なんだろうな。そんなトゥーンも、実際はディズニーによってWW2のプロパガンダとして利用されてしまってたの皮肉だな。ヴィランは近代化と資本主義、消費社会を進めようとしてトゥーンタウンを潰そうとしていたのが良かった。

現実社会にトゥーンがいたり、トゥーンタウンに人間がいたりするのは画としてめちゃくちゃワクワクする。ファンタジアのキャラを借りるのはお得とか言ってて……魔法使いの弟子の箒たちが掃除してて…キャッキャしちゃった。

・ベティー、白黒作画で出てくるの良いな。
・ボスみたいな赤ちゃん、みんな好きなやつだ。
・ロジャーとジェシカが互いにベタ惚れすぎてかわいい。
・ディズニーっぽくない下ネタが結構出てきた。
・グーフィーのはちゃめちゃ劇がトゥーンの中で一目置かれてる感じなの好き。
・ミッキーマウス、エディのこと見殺しにした!?
・トゥーンタウンで白雪姫が魔女のこと介抱してておもしろ。
・最後ドゥームの亡骸みたいなところにトゥーンみんなが集まってキャッキャしてるの、微妙に怖い。
・キス=ハッピーエンドっていう常識がトゥーンにあるからか、ロジャーとエディがキスしてトゥーン全員のテンションが爆上がりするのおもろ….。
・東京ディズニーランドにもトゥーンタウンがあって、ロジャーラビットのカートゥーンスピンというアトラクションがあるけど、ものすごい完成度だったんだな…映画の小ネタがたくさんあったと気付く。
On

On