奔放な頼子(岡田茉莉子)と内向的な緒方(芥川比呂志)の出会いと別れが情感たっぷりに描かれていました。
緒方が住む広い屋敷にある雨戸の開け閉めが印象的で人間の心理を表しているようです。
この作品をプロデュースした茉莉子さんは感情の起伏が上手くて熱い演技でした。やはりここでもタバコを吸う姿には気品がありステキでした。
芥川さんは舞台役者出身らしい表情と仕草だけで緒方の嬉しさや寂しさがよくわかりました。女性からの質問の中で小説家?と聞かれるシーンは頷いてほしかったです笑。