kohei

熱愛者のkoheiのレビュー・感想・評価

熱愛者(1961年製作の映画)
4.5
オープンクレジットから古典のハリウッド映画みたいでかっこいい。ざくざくシーンが切り替わり、鮮やかにストーリーが展開する前半のテンポ感がめちゃくちゃ気持ちいい。まさに恋の始まりを象徴しているようでもあり。だから、テンポが緩やかになる後半も、心情に沿った形でメリハリが効いている。服装で性格がガラッと変わる岡田茉莉子の二面性が怖くもありつつ、一切妥協しない女性を体現する様が鮮烈すぎる。脚本も撮影もきれきれ。
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