もやし

トレーニング デイのもやしのレビュー・感想・評価

トレーニング デイ(2001年製作の映画)
5.0
中学時代に鑑賞して以来の再鑑賞。
当時は映画の何たるかも知らなかったから衝撃だったのかなと思ったけど、今見ても本当に衝撃的な映画。
当時見たときにはほんとに何じゃこりゃーー!!って感じでした。当時はギャングものも見たことなかったしそもそもこんなダークでソリッドな映画なんて見たこともなかった。デンゼル・ワシントンもイーサン・ホークも見たことなかった笑


比較的安全な部署から強い正義感を持って麻薬取締課に異動したイーサン。そして初日からいきなりフルスロットル。相方は麻薬課筆頭のカリスマ刑事デンゼル。

デンゼルの圧が凄い…笑 畳み掛けるような弄ぶようなトークを止めどなく続ける。
イーサンも最初は完全に圧倒されてたけど、いくつもの驚きを越えて段々肝が据わってきて言い返したり反抗していったりするのがとても面白い。でも越えては壁越えては壁の繰り返しで、常に動揺は隠せない。ここまで済んのかよ…マジかよ…って感じ。規約違反なんて最初の10分から余裕でずっとしまくってるからね。てか普通に法律違反だし。

デンゼルはいつもこれに従わねえなら殺すぞレベルの対応してきて、渋々従ってたけど肝据わって本気で断るとお前やるじゃんみたいになるのがまさにスパルタ。

デンゼルは大きな正義のためには多少の悪事は必要だという価値観をずっとイーサンに語る。

でもこの映画振り返ってみると何も成果は挙げてないのよね笑


最終的には互角に対立し、イーサンの純粋な正義感がデンゼルの価値観を上回るという現象が起こり、中学生ながら凄いなこれと思いました。
そして衝撃的なラスト。かっこいい…と思いました。

今でもギャングもの見ると必ずこの映画を思い出します。
もやし

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