ゆずきよ

トレーニング デイのゆずきよのレビュー・感想・評価

トレーニング デイ(2001年製作の映画)
3.8
仕事でトラブルが続いた上に、積雪の影響もあり中々映画時間が作れずラジオの日々でした。
やっと少し落ち着いたのであまり考えずに観れるものが良いなとこちらを選択。
いつも私はこういうところで選択を間違えてしまうのね。

物語は、夢である麻薬捜査官になったイーサン・ホークが上司にあたるデンゼル・ワシントンにめちゃくちゃされるお話です。
とにかくデンゼル・ワシントンの口が上手い。
本当の目的は何なのか、何を考えているのかをずっとはぐらかせてイーサン・ホークを操ります。
イーサン・ホークはめちゃくちゃ良い人なんだけど、ここぞという時で押しに弱くて、そんなんじゃ生き残れないぞと私でも思いました。
あと途中から何か半泣き困り顔のイーサン・ホークがEXITのりんたろーに見えてきてしまって集中出来ず。
前半は謎めいた描写が多くて中盤は乗り込む→嵌められるの繰り返しですが、その都度ひりつかせてくれる演出が良き。
ここに絡むのかという予想していなかった伏線回収があったりして終盤までしっかり楽しみました。
含みを持たせて何も無いってある意味斬新。
ラストシーンもエッジの効いた伏線回収での終幕です。

スカッとするアクションを求めていましたが終始ハラハラして想定外でした。
私は辛いのがあまり得意じゃなくバターチキンカレーが好きなんですけど、たまに遭遇する思ったより辛いじゃんでも美味いみたいな感覚。
怖いデンゼル・ワシントンも見れたし満足です。
それにしても主演2人共若かったなぁ。
ゆずきよ

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