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46億年の恋のゴメズのレビュー・感想・評価

46億年の恋(2005年製作の映画)
4.0
もう純愛純愛純愛。日本人くさすぎる程純愛。ただの村の風習の勇者として憧れの対象だった香月がいつしか恋、いや愛の対象であることを知った有吉と、ただ暴力的だった香月が自分という汚れた存在から有吉を遠ざけたいという愛。46億年というのは私は香月と有吉が追っては遠ざけを繰り返し、愛にもならず『恋』のままな意味なのかなーと思ったり。これは色んな人の感想を見て、自分なりに勝手に解釈して深さを実感する映画かなあ。舞台の様な演出やキャストなどすべてがマッチしていてすごく引き込まれます。有吉が見ている時だけに浮き出る刺青が有吉にとっての勇者像であったり、最後の終わりの歌舞伎絡みだったりと小細工が張り巡らされていて何度も楽しめるかな、と思います。
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