Watchtower

キャット・ピープルのWatchtowerのレビュー・感想・評価

キャット・ピープル(1942年製作の映画)
5.0
サイコホラーの名作。サイコホラーって、主人公が信用ならない語り手として物語に登場することが多く、お話が進むにつれ、実は…と明らかになっていくのだが、これは73分にそれを収めている。

性的な潔癖さだったり、移民ゆえの疎外感からか、主人公は精神的に不安定。彼女が語る猫族の話は確かに信じ難いところがある。周りはそのお話を信じない為、より主人公の孤独さが強調される。
サイコホラーはこういう人間の心の弱さだとか不安定さを描けると名作になるよなあ。
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