ぺちぺち

キャット・ピープルのぺちぺちのネタバレレビュー・内容・結末

キャット・ピープル(1942年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます


好きにはなるけど男の人の男性性がほんのり怖い。目の前の好きな人が自分とは違うものを見てるような気がして、いつも距離があるように感じる。心のどこかで性的な深い関係を拒んでる。疎外感。
そんなヒロインの複雑な心情が作り上げた妄想説。周りからすればおかしいのにとにかくかわいく見える不思議。

周りの動物の反応や影や物から本当にイレーナが黒豹女じゃないのかってだんだん思わせてきて終わった。


わたしはイレーナみたいにはなれないけれど、同じ女としてその複雑で孤独な気持ちがわかる。その心情があらわされてることに感動しました。だからイレーナも邪悪な黒豹女の末裔じゃなく、人間の女性であってほしい。
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