冒頭の動物園のシーンが良かった。男女の出会いをキザに描いたかと思えば音楽が徐々に音量を上げていく。おや?と思ったらすかさずその曲を奏でるオッちゃんがフレームインしてくる。いや、お前が演奏してたんかい…
>>続きを読む直接的ではなく、あくまで陰影や音で“猫人間”の恐怖を演出している事に驚かされました。
逆にいえば直接的で無いが故にヒロインの妄想とも捉える事ができてしまう。
メロドラマとサスペンスが相まった様々…
暗いというより黒い。
五所純子も「影が濃い」と言ってる。
真っ暗なプールに水の音だけ聞こえる気味悪さ。
主人公の家のインテリアがかなり印象的。
ロマンチックラブイデオロギーとそれが裏支えしている、良…
ホラーというより陰影の濃いメロドラマ。画面からイレーナが消えた時が怖い。イレーナのいない場面で、よく見たら屋敷のソファに影ができていて、それが猫耳のシルエットになっている、というのは気のせい?いつの…
>>続きを読む2024.4.6 30-40
こんな「猫顔」とはっきりわかる顔があるんだ。
暗闇と光、音で「人から猫へ」の存在を知らせる。
・夜道にて、背後から追いかけられるシーン。猫の唸り音からバスの音への…
このレビューはネタバレを含みます
悲しい話。自分の中に流れる血に抗えず精神科医を殺した後、愛する元夫に気づかれないようにさよならをして動物園に向かう。そこでは唯一の心の拠り所だった黒豹にも拒否され、ひとり死ぬ。悲しすぎる。
美術や撮…