毒薬と老嬢の作品情報・感想・評価・動画配信

『毒薬と老嬢』に投稿された感想・評価

moonriver

moonriverの感想・評価

3.8
純真無垢に、「私達はさびしい人々を天国に逝かせてあげてるの」というご厚意で殺人してる老嬢たち、怖すぎ。
こういうのがいちばん恐怖では?

だけども現実にありえそう
Nappon

Napponの感想・評価

3.7
ブラックユーモアたっぷりのドタバタコメディ。元が戯曲のため、演劇っぽい作り。

ケイリー・グラントは上手いが、少々騒がしかった。

まさに新婚旅行に旅立つ日に事件発覚、新婦そっちのけで巻き込まれていくケイリー・グラント演じるモーティマー。

自分達の行いが人助けだと信じて疑わないブルースター姉妹に、自身をルーズベルト大統領だと思っている甥のテディ。
そこに、失踪していたジョナサンがいきなり帰ってくる。

家族の誰とも話が通じないのが、おもしろかった!
どっちがおかしいのかわからなくなってくる。



個人的メモ
○ブルースター姉妹の純粋無垢な感じが余計に恐ろしかった。
○入所施設の担当者が、テディを受け入れる際に、「既に大統領はたくさんいるため、ナポレオンとかはどう?」と頭を悩ませていたシーンがおもしろかった。
けーこ

けーこの感想・評価

3.8
ずっーとリビングひと部屋での
ドタバタなコント感。
遺体の安置は見せずとも会話でのやり取りで想像させるの流石!

個人的にはずっーと待たされてる間抜けなタクシードライバー、
突撃する大統領がツボ!

周りを囲む演者の見事な演技力で
今回はちょっと苦手だったケイリーグラントの演技が我慢出来た。
ケイリーグラントってこういう演技出来る人なのね!スター俳優のイメージが強かったけど、コメディな演技が多くて驚いたなぁ。調べたら、ケイリーは貧しい生まれから周りを惹きつける為にこうした演技を身に付けたと言われるのだそう。納得。
ブルースター姉妹とテディがさ、愛らしいんだけどほんとポンコツ過ぎて、"ああもう!!"って言いながら観てた。一瞬の隙もなくハラハラドキドキで観終わったら疲れたよ。でもさすがフランクキャプラ監督、キャラクターみんなが可愛くて決して嫌いになれない、最後もホッコリ笑えて気持ちがいい◎
あとさ、違うかもだけどかなりロングカットが多かった気がする。長回しでセリフも多くて終始ドタバタってかなり大変でしょ。もしそうなら凄いと思う。これは一度観る価値あり。
R

Rの感想・評価

3.8
今日も古い映画を見ました。本作を選んだ理由は、タイトルにまったく興味が湧かないから。無理矢理にでも見始めないと一生見ることのないタイトルだなと思い、見始めました。これが初っ端からなかなか面白いテーマのコメディーで、一気に引き込まれた。冒頭、世紀の超イケメン・ケリーグラント演じるモーティマーという演劇批評家が、美女エレーンと、結婚の手続きのため、役所の行列に並んでいる。今まで恋愛や結婚をバッサリ否定して、『結婚は欺瞞』という本まで出版してる、独身の鑑のような男やから、結婚がメディアにバレたらヤバいんやけど、たまたまスクープを狙ったパパラッチに見つかりそうになり、あわやというところで事なきを得る。で、ハネムーンの準備のためにエレーンを家に送っていくついでに、その隣に住んでる2人のおばに結婚の報告をしに行く。ふたりのおばはその地域で有名な、みんなの愛するおばあ様たち。だれに対しても親切で、ハッピーで、気前が良く、あたたかい。絵に描いたような理想のおば。ただ、彼女たちの家にはモーティマーの兄が暮らしてて、精神障害で自分をルーズベルト大統領だと思い込み、おうちの中でいつも突撃ーーーーー!!!と叫んで走り出して大騒動。モーティマーは、おばと楽しそうにおしゃべりしながら、何気なく、窓際の椅子代わりの木箱の蓋をひらり開けて、ぱたんと閉じて、ン⁈てなってもっかい開いて見てみると! 何と! 中に死体があるではないか! めちゃくちゃビックリしてニワトリみたいになるモーティマー🤣 これは兄の仕業に違いないと、おば二人にこのことを話すと、あー、それをやったのはあたし達よ、とあっけらかん。そのひとは孤独な老人だったのよ、だから悲しいだろうと思ってワインにヒ素を入れて死なせてあげたの👵 しかも、これがなんと孤独な老人殺害11人目! みな兄の手によって地下室に埋められたとのこと! ええええええ!!! なんてこと!!! そんなこんなで騒いでるとき、フィアンセが準備できたわよー!😆とお家に入ってくる! するとモーティマー焦りまくってフィアンセ指差してWhat are you doing here?! ってやるねんけど😂 カワイイ😂😂😂 そんな感じのドタバタ喜劇で、孤独な老人を勝手に安楽死、という今後の日本でも起こりそうな事件を、1944年という太古にいち早く映画として作り上げたフランクキャプラ監督の鋭敏な社会観スゴい! こんな最高なはじまりで一体どんな展開を見せていくのか、ワクワクでいっぱいやったんやけど、ジョナサンというおばの息子が、脱獄して、整形外科医に整形してもらって、その外科医と一緒に実家に帰ってくるってあたりから、なんかちょっとお話のシンプルな面白さが翳っていって、この辺から僕的にはグッと面白さが低迷してしまった。あと、突撃ーーー!!!ずっとやりすぎでうるせぇし、ケリーグラントもずっと一本調子な感じですっとぼけ天然、だんだん、いや、もうそれお腹いっぱいやわ、とどうでもよくなってしまいまた😅 まぁこういう一族一家なんで、オレにもやばい血が流れてるんじゃねーか?とモーティマーがヒヤヒヤするのもわからんでもないけど別にえぇやん、あんたまったくそんな人間ちゃうねんから。エンディングは、まぁめちゃくちゃ普通にまとまってしまっちゃうので、可もなく不可もなく。前半にうなぎ昇っていた期待は、後半シュルシュルと萎んでいってしまいました。あ、でもおばあちゃんふたりの演技はすごく良かった! ほんまに心から善意しかない感じで殺人鬼なのが面白かった! 全体としてはそんなに強くオススメすることはできないが、前半は猛プッシュ、後半はダラダラ見、というつもりで最初から見てみると意外と楽しめるかもしれません。コテコテのドタバタコメディーが、延々と同じノリで続くのが好きな人も、きっと楽しめるでしょう。
Jaya

Jayaの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

批評家モーティマーが叔母姉妹に結婚の報告に行くと地下に11人殺して埋めてると分かり手配中の兄も帰ってくるブラックコメディ。冒頭電話ボックスのエレインの表情が凄くキマってました。

窓際の死体当たりまではコメディとして成立していましたが、地下の死体が話題になる度に苦しくなっていった印象。モーティマーのドタバタの顔芸がクドすぎて、2時間も観ているにはキツい。

エレインが居る意味もさほどなく、ガイキチ血統主義を示すためだけのテディも効いてない。幸福なキチガイという人物像も何だかなあ。劇中劇的に触れられていたように、登場人物全てがコメディを無理矢理成立させるための動きしかしておらず、しかもそれが的外れでお寒い。

笑えないモーティマーが地下の死体の口封じに徹し、最後はエレインもキスで口塞いで終了。ブルースター家と血縁ではないと唐突の暴露に小躍りするモーティマー。何なのそれ?テンポも終盤ドンドン悪くなっていました。

まともな動きをする人が一人も担保されていないため全くコメディとして成立しておらず、センスがズレまくった悪ふざけを見せられただけの映画でした。
Haruki

Harukiの感想・評価

4.4
孤独な老紳士を天国に送りたいという思いに囚われ、連続殺人を犯している老姉妹の姿を描いたブラック・コメディ。

起こっていることはかなり異常で恐ろしいが、コメディ的な演出と脚本、演技によって笑えるスリラーになっている。

ドタバタですれ違っていく展開は楽しくアイロニック。

光と影を効果的に利用した撮影は印象的。

ケイリー・グラントは特にすごい。
彼のイメージにかけ離れたコメディ演技を見せてくれている。
m

mの感想・評価

1.0
ケリー・グラントが出るとなぜこうなってしまうのかw

超有名演劇評論家のブルースターは、結婚嫌いでも超有名。結婚を目の敵にした著作物をいくつもモノにしてきたふが、ついに隣の家に住む女の子と恋に落ち、結婚を決意する。しかしブルースターが結婚嫌いだった理由は、自分には呪われた家系の血が流れているからだった。兄のテディは自分をルーズベルト大統領だと思い込んでいるし、もう一人の兄弟ジョナサンは行方不明。それでも新婚旅行に行く前に、育ての親である二人の叔母さんに会いに行くと、二人は12人ものメソジスト信者を殺して地下室に埋めていながら、罪の意識が全くない心優しい殺人鬼であることが発覚する。ブルースターはなんとかその秘密を隠ぺいしようと奮闘するが、そこへ行方知らずだった兄のジョナサンが、13人もの人を殺めた殺人鬼として舞い戻ってくる。

ケリー・グラントがなあ。相変わらずのケリー・グラントでさあ。もうバタバタ。まあドタバタ・コメディが彼の真骨頂なのかもしれないけど、私はちょっと無理。お目めぱっちりの濃い顔に加えてわざとらしい演技がこれでもかと。

なぜケリー・グラントを使うかなあ。アメリカ人はこういうの好きだなあ。わからんなあ。日本人でケリー・グラント大好きっているんかなあ。他の俳優だったらもっと良かったと思うんだけどなあ。

まあ私はピーター・ローレ目当てに見たから別にいいんだけどさああ。ピーター・ローレはまだ若い感じで、演技もうまいし、今回のちょっとオドオドした気の弱そうなもぐりの整形外科医っていうのは合ってたと思う。

それからピーター・ローレが顔をいじくってフランケンシュタイン化してしまったジョナサン役が、レイモンド・マッセイだったのも収穫だった。マッセイもねえ、私から見るとケリー・グラントとはまた違ったタイプの”芝居がクサい俳優”なのだけど、今回はそれが目立たなくって良かった(メーキャップのおかげかな?)。

田舎の善良な”アタオカ”な二人の叔母さんも、近くにいたらこっちが頭がおかしくなりそうな”アタオカ”ぶりで良かったんだけど、いかんせんケリー・グラントがねええ。うーん、頭痛くなってきた。
三島由紀夫のオールタイムベスト1。「素晴らしき哉、人生!」(1946)のフランク・キャプラ監督によるブラックコメディ。三島由紀夫が推したのは意外な気もするが、脚本の上手さを評価したのだろう。映画のほとんどが一つの部屋で進んでいくのだが、主人公が次々とピンチな状況に襲われ退屈しない。終盤に向けテンポが加速度を増していきとても楽しめた。自分をルーズベルト大統領だと思っているテディの狂ったキャラがアクセントとして効いていた。

※ボリス・カーロフ似の兄ジョナサンは、ブロードウェイ上演時にはカーロフが演じた。
drgns

drgnsの感想・評価

3.7
ブルースター家の人々、あまりにも濃すぎる。

のどかなのは序盤だけで、途中から息つく暇もなくピンチと笑いをたたみかけてくるので見ているこっちも少々疲労を感じるほどの満足感でした。
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