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毒薬と老嬢のNapponのレビュー・感想・評価

毒薬と老嬢(1944年製作の映画)
3.7
ブラックユーモアたっぷりのドタバタコメディ。元が戯曲のため、演劇っぽい作り。

ケイリー・グラントは上手いが、少々騒がしかった。

まさに新婚旅行に旅立つ日に事件発覚、新婦そっちのけで巻き込まれていくケイリー・グラント演じるモーティマー。

自分達の行いが人助けだと信じて疑わないブルースター姉妹に、自身をルーズベルト大統領だと思っている甥のテディ。
そこに、失踪していたジョナサンがいきなり帰ってくる。

家族の誰とも話が通じないのが、おもしろかった!
どっちがおかしいのかわからなくなってくる。



個人的メモ
○ブルースター姉妹の純粋無垢な感じが余計に恐ろしかった。
○入所施設の担当者が、テディを受け入れる際に、「既に大統領はたくさんいるため、ナポレオンとかはどう?」と頭を悩ませていたシーンがおもしろかった。
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