ウナイオトメの半開きで下唇が少し前に出ている口の造形が素晴らしい。お話はそこまでする?っていうこれまた古典ならではの強度。いいなあ古典。
川本喜八郎終わり!ヒカリエにギャラリーあるみたいだからいつ…
この不条理こそ古典の真骨頂。人形だからこその悲哀と無常。まさしく能。音楽は武満徹。
演出0.8
人物0.8
構成0.8
驚き0.8
趣味0.8
※
演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の…
冒頭での人間のような精密な動きをこなしている命がこもった人形から一気に映画に引き込まれ、二次元(絵)と三次元(人形やミニチュア)を巧みに駆使してこの世とあの世の境目のような幻想的な世界を表現する川本…
>>続きを読む美しさのもたらしてしまった罪。
美しいというだけで罪を背負ってしまった女。
死んでもなおその罪から逃れ安らぎを得ることは叶わない。
なんの罪を犯したらこの地獄を味わわねばならないのか。
物語もさる…
2人の男に言い寄られた女。
男たちは互いに競い合い、そのために罪もない動物すら犠牲になっている。
優しすぎるがゆえに心を痛め、決断することができない女がとった行動は…
『道成寺』の鏡のような存在の…
ウナイオトメが何をしたっていうんだよ。
500年もの間火に焼かれ、黒鉄のオシドリに脳髄をついばまれる苦しみとか気分が重くなる。
どちらかを選べばどちらかが苦しむ。
そんなのは嫌だから選ばなかった。
…
えっと。
今までの中で一番
よく飲み込めなかったかも。
ちと残念。
原作は「能」からなのか
最もこの世界に似合いそうな
エピソードだのに。
ていうか
全編に渡って
有声の語り部による物語というのが…
火宅とは「煩悩と苦しみに満ち、安住できない現世を、火のついた家にたとえていう言葉」なんだそうで
あまりといえばあまり、500年もの間、火宅に囚われ続けている憐れな菟名日処女(うないおとめ)
地獄…