Gocta

続 青い山脈のGoctaのレビュー・感想・評価

続 青い山脈(1949年製作の映画)
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前編も合わせた感想。

地方の女学校に赴任してきた若い女の先生が、学校そして地域に根を張る古い価値観を変えて行こうとする中で、女学生や先生、そして地域の有力者と対立するが、仲間となってくれる人たちと一緒に自分の考えを通して行こうとする映画。根本は青春賛歌。ただし、期待が高すぎたのか全体としてはそれほどでもないと感じた。

途中まで、島崎先生の言うことは正論で、当時としては時代を先取りしたものであるにしろ、生徒に対するアプローチがあまりにも一方的で、生徒の感情に配慮しない言動には強い違和感を感じた。ただし、映画の最後はそういった一方通行ではなくなりまずは納得。溌剌としたラストは好き。
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