マッサージ屋

早春物語のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

早春物語(1985年製作の映画)
3.0
鎌倉に住む高校2年生の沖野瞳(原田知世)は写真部の題材で撮影をしている時に42歳の商社マンである梶川真二(林隆三)と知り合った。
瞳は四年前に母親を亡くし、今は父親(田中邦衛)と二人暮らしだが間も無く大宅敬子(由紀さおり)という女性と父が再婚するとという事で気分は穏やかではない。
母親の命日にアルバムを見ていた時に、梶川と母親が同じ写真におさまっているのを発見した瞳は・・・。

原作は私が中学生の頃の30年以上前にに赤川次郎にハマっていた時に読みました。
ほとんど記憶に無いですが(笑)
映画はミステリー要素を省いてあります。

赤川次郎作品にはよくあるが女子高生がおっさんに恋するというストーリーに、当時は「なんで?」とか思ってんだよねぇ。
ふと思えばおっさん側になっていてゾッとしました(笑)

おっさんの立場から見ちゃうと、過去の恋愛をほじくり返されて…。
しかも元カノの娘が近づいてくるって恐ろしい(笑)

何が恐ろしいって瞳の同級生の女子が教師と恋愛してるってのも!
しかもその結末が…!!!

原田知世の無垢なイメージから悪女に舵を切ったような映画ではあります。