猿山リム

卒業の猿山リムのネタバレレビュー・内容・結末

卒業(1967年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

 3月らしいタイトルの映画を見ようと「卒業」を思いつく。
 米国の卒業は3月じゃないかもしれないがそれはそれ。
 思えば、有名なラストシーンは知っているけれど本編をちゃんと見たことがなかった。
 中学生のころ「花嫁を奪われた男の人が可哀そうだよね」なんて話した記憶はあるが、本当にかわいそうなのか検証も兼ねる。
 
 ・・・なんじゃこりゃ。
 大学を卒業して実家に帰って、将来について悩みつつ成り行きで、そしてさらに成り行きで・・・。
 そんな成り行きで・・・(ヤリ損ねた)女性を追いかけ追い回し、例のシーン。
 こんなスカスカな映画だったんだ。
 時代が違うという部分も大きいんだろうけど、今なら普通にストーカー。
 犯罪者レベルのストーカー。
 
 何年も付き合って結婚にこぎつけた残された人は、やっぱり可哀そうな人だったのね。
 花嫁素通りして奥さんの手を取ったら、今風の名作になったのかもしれないわね。
猿山リム

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