れいゆ

卒業のれいゆのレビュー・感想・評価

卒業(1967年製作の映画)
4.1
アメリカン・ニューシネマは何故か自分に刺さる
意思を持たず、ただまっすぐ強く生き続けたベンはこの物語の被害者であるし、ラストシーンでそんか殻を破って加害者にもなる
もしかしたらエレインはそのまま卒業してしまったらベンのようになっていたのかも
ミスロビンソンが全ての元凶であるしファムファタールというよりかは人間に近い悪魔のように描かれる、まじ全部こいつの小ささが悪い
プールのメタファーがわかりやすくていい、ただ波に流されているだけだと楽だし、意思を持たずに沈むのも自分が悪くなくていいもんね、でももうベンはあのプールで泳ぐことが出来ると思う
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