のんchan

卒業ののんchanのレビュー・感想・評価

卒業(1967年製作の映画)
5.0
500レビュー目なので、何か思い入れのある作品にしよう🤔と、私の青春の想い出も含んでいるし、名作映画は?と聞かれたらきっと挙げるだろう、とても好きな作品なのでチョイスしました🌟

しかし、公開されたのが52年前‼️
そんなに時間が過ぎ去ったのか...と唖然とする。公開時はさすがに劇場で観れる年齢ではい。その後、何歳の時に観たのだろう?劇場鑑賞した記憶はしっかりと残っている。それからというものDVDやTVで何回観たか数えきれない。
この度は改めて2度続けて鑑賞した。

青春映画、恋愛映画という括りになっているけど... 人生を達観出来る年齢になった今、改めて鑑賞すると、物凄く計算されまくっている超一流のコメディであると思えた✨
それもそのはず、マイク・ニコルズ監督はコメディアン出身だったのですね😲
今回は始終、私の笑いのツボにドハマリして、愉快で愉快で1人でケラッケラと笑って観ました🤣

アメリカンニューシネマという事もあり、意識された作品作りなのだろうけど、その時代を随所に感じ取れて、若者の漠然とした未来への不安感が手にとるように理解出来る。
ファッションもそれ程古臭く感じない。返ってレトロな新鮮味もあって目にもOK🙆‍♀️

ダスティン・ホフマンは当時30歳だった。当初ロバート・レッドフォードにオファーした際「私が童貞に見えますか?」と断られた話は有名?童貞男に見えるホフマン氏はこの作品で世界中に名を知らしめることになる。なんと20〜21歳の役だった。

チェリーボーイを美魔女のロビンソン夫人が誘惑しまくるが、アン・バンクラフトはダスティン・ホフマンと6歳しか違っていなかったのね。

花嫁姿になるキャサリン・ロスは超絶可愛い。大学生役の自然体も良かった。2cm近くありそうな付けまつげが印象的だった。

そしてサイモン&ガーファンクルの音楽♬がマッチングした事で作品が活き活きと躍動している‼️
監督が作品の為に新しい曲をサイモンに依頼したが、多忙極めていて期日に間に合わず、既に発表していた「サウンド・オブ・サイレンス」「スカボロー・フェア/詠唱」「4月になれば彼女は」「プレジャー・マシーン」が映像のイメージに合うと使われた。そしてツアー中に作った「ミセス・ロビンソン」が追加されて... 結果は大成功✨

この作品は、60'sのアメリカの音楽、ファッション、流行、経済、若者の内面等がギュッと詰まっている。そして有名過ぎるラストシーンで見える若者2人の表情が、未来予知映画でもあるのだ💫



※青春の想い出が絡むのは、忘れもしない中2の合唱コンクール♬
クラスの委員長で、頭脳明晰イケメン帰国子女BOYが発言した「ぜひ全員で英語歌詞をマスターしてこの歌に挑戦しよう‼️」と選んだのが『スカボロー・フェア/詠唱』だった。そして何故か私は「伴奏してね🎹」と頼まれた。
当時、中2で全歌詞英語を歌い切るのはなかなか大変だったけど、皆んなで凄く練習したし、クラスの纏まりも最高潮になり、その成果も出て、当然のように優勝杯を手にした🏆
なので忘れられないし、今でもスラスラとこの歌は英語で歌える🎶



またまた長くなりました💦まだまだ書ききれないのが本当のところですが...
ここまで読んでくださった方がいらしたら、どうもありがとうございます🙇‍♀️

最近は唯一の趣味のようになっている映画鑑賞✨これからもマイペースでFilmarks生活を続けて行こうと思います。
引き続きよろしくお願いいたします☺️
のんchan

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