以前、マッツ・ミケルセンが主演しているのを知らずにタイトルに惹かれて少し観たら何だかモヤモヤして途中で止めてしまった事がある作品。改めて再見しました。
交通事故の被害者と婚約者、加害者とその夫と家族。色々な複雑な思いが重なり、すれ違い、離れていく…。個人的には人身事故があったのにまるで他人事の様な受け止め方や態度に驚きましたが、国民性なのか敢えて其の様な人間模様を描きたかったのか疑問に思いました。特にマッツ・ミケルセンが演じた加害者の夫の気持ちには寄り添えないとは思いつつ、此のキャラクターを演じ切る役者魂は凄いなと感じました。マッツはハリウッド映画と自国北欧の映画では全くイメージの違うキャラクターや作風を楽しんで居り、其れ其れの向き合い方が有る様でした。
此の俳優さん観た事が有ると思った『特捜部Q』のカール役ニコライ・リー・コスも若々しく良い演技してますね。