ボコブリン

しあわせな孤独のボコブリンのネタバレレビュー・内容・結末

しあわせな孤独(2002年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

今日もマッツミケルセンを観る…😭

とてつもなく悲劇だった…
後味の悪さは光るものがあるけれど、サーモグラフィーみたいな映像が美しくて大好きだ😭
倫理観が…道徳観が…とか言いたいことはたくさんあるけど、ギリシャ悲劇をみてだれも倫理観の話はしないでしょ…つまりそういう話だと思いました。(?)

その人を愛しているということは、その人の心変わりさえも愛せるのか?
愛することの多くは愛されることを見返りに求めていて、愛し合うということは相手は何があっても自分を愛し続けてくれると信じることなのか?本当にそれでいいのか?
というようなことを考えた映画でした。

誰の気持ちも分からないわけではないのが見ていてつらいポイントでした。
突然事故にあって体の自由が効かなくなったら、婚約寸前の恋人が重体で周りに相談できる人がいなかったら?自分だったら、を考えたときいろんな選択肢や可能性を否定できないなと思う。
シチュエーションとしてはたぶん何かの創作で見てるんじゃないかな…って感じの、真新しいものではないんだけど、言葉少ないに目線や表情だけで気持ちが分かるのがよかったです(月並みな言葉だなあ…)

アフターウェディングも好きだったのでわたしこの監督の作品が好きなのかも知れません。いや脚本家の人が好きなのかな…他にも日本で見れるのあったらみます…

そしてこれはまじでただのミーハーなんだけど眼鏡(細縁)に白衣の医者マッツありがとうございました…🙏
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