ドキュメンタリーフィルムのような生々しい雰囲気に息が詰まる。
本来なら非難したくなるような二人の結びつきもごく自然なことのように思えてしまうほどに、それぞれが愚さの中に繊細な優しさを持っていて、誰も…
初期作ゆえの生々しさと、ドグマ95の方法論が、役者たちの演技をそのまま切り取ることに成功していると思う。
時間と運命に翻弄されて、一緒にいるべきなのかそうじゃないのか、それがわかるまでに随分と時…
こちらも個人的に非の打ち所がないと思う作品の一つ。
心の描写とか、なんとも言えない醜い素敵。
デンマーク映画はなんとなくフランス映画より見やすいかと思う。
日本人に何か近しい感じするんだよな。
フラ…
ラース・フォン・トリアー監督らが作ったドグマ95「純潔の誓い」に則って作られたスザンネ・ビア監督デビュー作。
交通事故で首から下が麻痺した恋人を献身的に介護する女性と、その事故を起こした女性の夫が軸…
「未来を生きる君たちへ」のスザンネ・ビアが描くそれぞれのしあわせな孤独。
結婚前の若いカップルだが、彼氏が目の前で車に轢かれてしまい不運にも全身不随に。しかし彼女は、轢いた女性の夫である医者と不倫関…
恋愛における修羅場感が半端ない。
しかもその中心がマッツ・ミケルセンだから超リアル。そもそも誰かに恋すること自体、修羅場、孤独の入り口かも。そんなこんなを包み隠さず、綺麗事抜きで表現する安定感。ハ…