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燃えよデブゴンのやむちゃのレビュー・感想・評価

燃えよデブゴン(1980年製作の映画)
3.7
備忘録
中学2年生の時(1981年)に鑑賞。
道頓堀東映パラスで観た記憶がある。

日本公開前に発刊された日野康一氏の「ドラゴン大全集」には、現地ポスターが掲載され「デブドラゴンへの道」と紹介されていた。

サモ・ハン・キンポーは当時日本では全く無名で、私も映画を観てはじめて「モンキーフィスト猿拳の人だ」と気づいた(その後、「燃えよドラゴン」や「死亡遊戯」にも出ていた事も知った)。

作品はブルース・リー愛に溢れた作品で、ブルース・リーのそっくりさんを倒すシーンが特に痛快だった。
前半はブルース・リー風の立ち回りだが、途中からジャッキー風というか当時の普通のカンフーアクションになっていってしまったのが残念。

デブゴンという日本の会社(ヘラルド?)が付けたネーミングが秀逸で、その後のサモ・ハン主演作はすべてデブゴンシリーズだし、サモ・ハンの名前は知らなくてもデブゴンで通じたりする。Mr.BOO!やランボーと並ぶ日本初のナイスネーミングだと思う。
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