劇場公開当時(2010年)、109シネマズ木場で鑑賞。
『時をかける少女』といったら、
・大林宣彦監督、原田知世主演版
・細田守監督のアニメ版
が有名だけど、
この映画は、細田守版で主演の声をした仲里依紗主演の実写版です。
『時をかける少女』の映画は高校生くらいの女の子がタイムスリップするという枠組があるだけで、他の設定はそれぞれの映画で変えまくっている。
原作の筒井康隆さんはどういう気持ちなのでしょう。
それに、この谷口正晃監督、仲里依紗主演版は、趣旨というか、何のためにこの映画を作ろうと思ったのかという命題、このテーマで映画を作りたいという情熱が感じられず、観ていて戸惑うだけでした。
この映画のあと主演の仲里依紗さんと中尾明慶さんは結婚しているし、撮影現場の雰囲気は良かったのでしょうね…とは思います。
ストーリーについては一言だけ。タイムスリップ映画でご都合主義はダメです。