まめだいふく

ザ・ターゲットのまめだいふくのレビュー・感想・評価

ザ・ターゲット(1996年製作の映画)
3.0
 いくつもある『ザ・ターゲット』という邦題映画のうちの一つ。まあ、主人公が誰かに命を狙われるという内容だったらすべてに通用する邦題ですな『ザ・ターゲット』。

 主人公は大統領補佐官のボビー・ビショップ。彼に政府の上層部のとある陰謀を伝えようとしたポチェンコ教授が殺されて、ボビー自身も命を狙われる羽目に。以前、政府の陰謀説を記事にした過去のある女性記者アマンダ・ギブンズも巻き込み、逃亡を図りながら黒幕を突き止めようとするのだが……。

 まあ、今となっては珍しくないサスペンス・アクションで、大なり小なりのツッコミどころを交えつつ、良くも悪くもスタンダードな展開を堪能できます。
 個人的に印象に残ったのはスティーヴン・ラング演じる殺し屋。無口&無表情で邪魔な一般人をガンガン押しのけて、真っ直ぐに主人公たちを追跡する様はターミネーターのよう。ヒロインのアマンダ役がリンダ・ハミルトンなのは、偶然にしては出来過ぎている。

 しかし、そんなターミネーターもどきの殺し屋のラストの行動は……。
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