GaPTooth

破戒のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

破戒(1948年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作:島崎藤村
脚本:久板栄二郎

抗うことのできない"封健時代の亡霊"に悩み、葛藤し、慟哭し、自己憐憫に陥いり諦めるしかない(序盤から中盤頃までの)丑松と、恩師と仰ぐ活動家の死に面して覚悟を決めてから(終盤)の丑松の振り幅が異様にデカイ。
裁判の様な場面での「告白」と子供たちへの「贈る言葉」はいささか扇情的。

観て感じたことは、当時ほどではないにしろ偏見や差別は様々な分野で現在も相変わらず継続中だということ。
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