たけちゃん

魔法にかけられてのたけちゃんのレビュー・感想・評価

魔法にかけられて(2007年製作の映画)
4.2
どうやってあなたの愛が分かるの?


ケヴィン・リマ監督 2007年製作
主演エイミー・アダムス


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
昨日、8月20日はエイミー・アダムスの誕生日です。
本当は昨日投稿したかったんですが、無理でした……ソロソロイソガシクナッテキタヨ。

エイミー・アダムスと言えば、スーパーマンの彼女ロイス・レイン役なのでしょうが、僕の初エイミーは今作なのでね。「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の方が後でした(ˆωˆ )フフフ…
出た作品で一番好きなのは「メッセージ」よ。


【エイミー・アダムス】
1974年8月20日、アメリカのキャッスルロックで生まれました。お父さんは陸軍の軍人だったそうですね。
2005年の「Junebug」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされて注目されたそうですが、かなりの遅咲きですよね。
そして、この「魔法にかけられて」でブレイク!
その後は、ロイス・レイン役を得たり、「アメリカン・ハッスル」「ビッグ・アイズ」「バイス」と度々アカデミー賞にもノミネートされる実力派ですよね。
もうちょい若いうちにブレイク出来ていたらねぇ。最近は、すっかりおばさんで、ちょい残念です( ¯−¯ )フッ





さて、映画です。
今回、改めて思ったのは、「メリーポピンズ」の伝統をしっかりと受け継いでいる作品だなぁということです。これを経て「リターンズ」に繋がるんだな、とね。

今回もアニメシーンは昔のディズニーの伝統的な手法で描かれたようですが、その進化系が「リターンズ」ですよね。手描きの良さを生かしていました!


公開前はアニメから現実世界に飛び出すというアイデアがあまりにも素晴らしいと思い、公開が待ち遠しかったし、実際、本当によく出来ていて、好きでした。
でも、今回、改めて観た方が良さを痛感しましたね。

ディズニーアニメが現実になると、こんなにもヘンテコなんだという自己批判的で、かつ、ベタな愛ある展開に感心しました。
現実的なロバート・フィリップがどんどん変わるのは、お約束ですもんね。
また、真実のキスをするのが王子じゃないのは、アナ雪かと思いましたし( ˘ ˘ )ウンウン
しっかりと今のディズニーも描いている。


アニメから出てきた人物を演じるのも大変と思うんですよね。それが完璧で、感心しました!

まずは、ジゼル役、今日の主役エイミー・アダムスの演技です。もう、アニメのプリンセスになり切っていて、本当に笑う😄
現実世界を訪れての所作や言動がいちいち面白いし、眠る時や起きて伸びをする時のポージングが見事。

で、同じことが王子にも言えるんだけど、どうしてか、王子になるとウザイ(笑)
このへんのさじ加減が素晴らしいですね。
王子役のジェームズ・マースデンは「ヘアスプレー」のコーニーですからね。歌もバッチリ!


一方、ナサニエルも素晴らしく良い!
ナサニエル役はティモシー・スポール。
いやぁ、絵から飛び出してきた時、笑ったなぁ。
あまりにもアニメと同じ!ピッタリ\(^o^)/
ティモシー・スポールって、「ハリー・ポッター」に出てくるスキャバーズですよね。どうしてこんなにも造形が完璧なんでしょう(笑)


女王のナリッサはスーザン・サランドン。
迫力ありましたね~。
「マレフィセント」には及ばないけど、初の実写ディズニー・ヴィランズですからね。
やられ方はしょぼいけどね(ˆωˆ )フフフ…


りす🐿のピップは、役柄的に「ナルニア国ものがたり」のリーチピープを連想しました( ˘ ˘ )ウンウン
でも、この世界に来ると話せなくて、必死にジェスチャーで伝えるところとか可愛すぎる!


現実世界の人物ロバート・フィリップを演じるのは、パトリック・デンプシー。娘のモーガンとのやり取りが素敵です( ˘ ˘ )ウンウン


そして、その婚約者ナンシー役がイディナ・メンゼルですよ。驚いちゃった!
知っていると思いますが、イディナ・メンゼルって、アナ雪の「Let It Go」のオリジナルを歌っていた方です。
この後、アニメの世界に戻っていって、後にアナになったんですね(ˆωˆ )フフフ…
でも、今作で歌がないとか、勿体ない……。


あと、ナレーションは僕のマドンナ、ジュリー・アンドリュースですよ!
これだけで満点つけちゃうなぁ←ツケテナイダロ




ところで、今作のプリンセス、ジゼルはディズニー・プリンセスかと思ったら、除外されたんですって。
なんでも、プリンセス認定すると、実写のエイミー・アダムスに毎年肖像権に対するロイヤルティーを払わなくてはいけないから、はずしたとか。なんと、夢のない話。
だから、9年ぶりのディズニー・プリンセスというのは間違いなんですって(〃`・н・´〃)ぷんすか




さて、音ネタ💩ウンチクンです。
今作の音楽は、説明不要のアラン・メンケン。
今作の音楽はめっちゃ楽しんでますよね。
往年のディズニーアニメの雰囲気を出しつつ、遊び心のある曲展開。聴いててニヤニヤしちゃいましたね。


まずは「True Love's Kiss(真実の愛のキス)」
エイミー・アダムスとジェームズ・マースデンが歌いますが、特に、あ~ああ~ああ~の節のところが好きだし、笑っちゃう(^-^)


「Happy Working Song(歌ってお仕事)」も笑うよね。
アニメなら動物が手伝うのは可愛いのに、現実になるとネズミやゴキブリが手伝うんだ(笑)。これは嫌だ( ¯−¯ )フッ
この場面のネズミやハトはCGではなく、本物を使った実写なんですってΣ(・ω・ノ)ノ!
でも、エイミー・アダムスがキュート!


この映画で一番好きなのが「That's How You Know(想いを伝えて)」です。ディズニーランドのパレードのようですよね。ほんと、ハッピーになる( ˘ ˘ )ウンウン
「サウンド・オブ・ミュージック」のように野原を駆け登り、歌に合わせてみんなが踊り出すところが、いかにも!で、サイコー。
あのおじいさんやおばあさんは、「ウェスト・サイド物語」や「メリーポピンズ」にも出た名ダンサーなんですって!


「So Close(そばにいて)」は逆に現代的な曲でした。その場面のジゼルはプリンセスというよりも現実世界の美人でしたが、やっぱりプリンセス衣装が好きかなぁ。でも、「美女と野獣」のように階段を降りてくるところはめっちゃ好き。
歌うのはジョン・マクラフリンです。ジャズ・ギタリストのジョン・マクラフリンとは別人。シンガーの彼は知りませんm(_ _)m


ジェームズ・マースデンの歌う「ザッツ・アモーレ」は、エドワード王子のおバカ具合が強調されていて、これも好きだなぁ(ˆωˆ )フフフ…
おバカな王子は褒め言葉だよ( ˘ ˘ )ウンウン


キャリー・アンダーウッドの歌う「エバー・エバー・アフター」は大好きです。シングルカットもされたのでMVもありますよ!



ということで、ディズニーのハッピーテイストが上手く発揮された今作は、本当に楽しくて好きが溢れますね( ˘ ˘ )ウンウン
ネタやパロディも散りばめられてあるので、マニア心もくすぐられます!
よろしければ、どうぞ( •̀ω•́ )و✧
きっと、あなたも魔法にかけられますよ(^-^)