晴海通り

昼下がり、ローマの恋の晴海通りのレビュー・感想・評価

昼下がり、ローマの恋(2011年製作の映画)
2.9
デ・ニーロ、出ねーの?(失礼)、と思ってたら3部構成のラストにお出ましですか。原題も「愛のマニュアル3」と。若干のジャケ詐欺感。

ちょっと、あの、全体的に集中力に欠ける展開ですね。1本目の彼は『ローマでアモーレ』のホテル専門強盗です。個人的にはイタリア料理とかをもっと映してくれると興味を持って見続けられるんですが。

1:婚約者のある男性が出張先でハメを外すが…?まぁよくある話かな?浮気相手も婚約者もべっぴんさんでまぁ男のファンタジーですね。

2:有名キャスターがヤバい女と関係を持ってしまい…ノリノリで堕ちていく中年男性が惨めで。。遊ぶ相手は気をつけましょう。てか1も2も「男ってバカねぇ」って話か?(笑)3でひどい目に遭ってますが、あの頃のショックが蘇ってちょっと笑えない。

3:モニカ姉さん。デカい、がイタリアの至宝には「豊満」という称号を捧げるべきでしょう。なんていうか全身おっぱい。何度も思うけど、日本でもこうやって年なりに年を重ねていける女優さんが(まぁモニカ姉さんが完全に自然かと問われるとアレだけど)増えればいいのにね。そして恋を得て体力作りする老年デ・ニーロ。イタリア語違和感ゼロ。なぜかストリップさせられてます。鍛えてますね〜体。老いらくの恋。心臓は大切に。

まぁ全体を通して既視感たっぷりでした。好みもあるけど、ウディ・アレンの映画作りっていうのはつくづく見事なんだなと思わされました。
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