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昼下がり、ローマの恋のanguishのレビュー・感想・評価

昼下がり、ローマの恋(2011年製作の映画)
3.5
★デ・ニーロがイタリア語を話しているのは新鮮。恋愛に関する三つの世代のストーリー、繋がりあり群像劇になるのかな。「中年の恋」のフィナーレにデ・ニーロが出てきた所は「おう」って思ったよね。タイトルほど「恋色」ではない。

青年の恋
ロベルト(リッカルド・スカマルチョ)は野心家の弁護士でフィアンセもいる。ある案件で出張に赴いた先でシンガーのミコル(ラウラ・キアッティ)に出会い惹かれあうが…

中年の恋
ファビオ・レンズーロ(カルロ・ヴェルドーネ)は二年後には定年を向かえる熟年アナウンサー。パーティでエリアナ・ラメ/ガイア・アルペア(ドナテッラ・フィノッキアーロ)とトラブルになる。彼女は積極的で翻弄される。ギャグが中心で「恋」とは程遠い。

熟年の恋
エイドリアン(ロバート・デ・ニーロ)心臓手術を受けた元ボストン大学の教授。旧友のアウグスト(ミケーレ・プラチド)は娘のビオラ(モニカ・ベルッチ)と大喧嘩する、ビオラはエイドリアンに助けを求めるが…これが見た目的、デ・ニーロとベルッチって言うだけで興奮するよね。

普通のドラマで特に何かを感じる作風ではなく「雨上がりの晴れ間」のような日常の幸せだろうか。恋を意識してみると肩透かしするかもね。恋のキューピット(タクシー運転手)の関り方が良い。早く観たかったんだけどマシンスペックのせいで処理落ちして観れなかったのよwin7だしなw

20220313-22(226)
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