トランスマスター

007/ムーンレイカーのトランスマスターのレビュー・感想・評価

007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)
4.0
♯106 007をイッキ見しよう
ロジャー・ムーア編
第四弾

この作品は『7UP』の提供で
お送りします。

舞台は
① カリフォルニア
②ベネチア
③リオ
④アマゾン
⑤宇宙

ボンドガール
CIA諜報員
Dr.グッドヘッド

レジャーアクティビティ
スカイダイビング
モーターボート(4回連続登場)
ロープーウェイ
民間スペースシャトルによる宇宙遊泳

ヴィラン
桁違いの大富豪
ヒューゴ・ドラックス

ヴィランのボディガード
剣道が得意な中国人
チャン
鉄の牙を持つ不死身の巨人
ジョーズ

Qの発明品
時限爆弾搭載のSEIKOデジタル腕時計
モーターボート型ホバークラフト
手首から針を発射する装置

危険生物
ニシキヘビ

あらすじ
英国へ移送中のスペースシャトルが、ハイジャックされて盗まれてしまう。
その捜査を英国の国防大臣とMからの司令を受け米国西海岸のヒューゴ・ドラックスの古城へ向かう壮大なスケールの
おバカ映画です。(褒めています。)

◆良い点/注目ポイント
・ベネチアの研究所のドアの暗証番号の音は、『未知との遭遇』で宇宙に発信していたメロディ。
・ヒューゴ・ドラックスの1人目のボディガード チャンの思考回路が笑えます。
剣道の防具を身につけてMI6の諜報員を殺す為の武器が【竹刀】…。
・最初ボンドに対して塩対応の
Dr.グッド・ヘッド→頭がとても良さそうですが、【出川イングリッシュ】のようなネーミングセンスです。
NASAの訓練を受けてスペース・シャトルを操縦できるスキルを持つCIA諜報員。どんな英才教育を施せばこんなエリートが育つのでしょうか?
・不死身のボディガード
ジョーズ今回はロープーウェイで建物にぶつかろうが、イグアスの滝から滝壺に落ちようが死にません。
しかし今回は彼女もできて
『トロマ映画』のような展開になります。
・ヒューゴ・ドラックスの財力がヤバいです。なんとスペース・シャトルを6連発で打ち上げています。
・米国海兵隊の機動力も凄いです。
スペース・シャトルでスクランブル発進して大気圏を突破。無重力空間でレーザー兵器による銃撃戦を繰り広げます。
・ミッションが完了し、上司のMから連絡がきそうなタイミングでわざと
ボンドガールを抱いてるシーンを配信するボンドは、諜報員よりAV男優に向いています。

◆改善点
・なし。

◆総括
・数あるスパイ映画の中で
宇宙空間を舞台にした作品は、
初体験でした。
長い月日を訓練に要することなく
民間人が簡単に宇宙旅行に行ける未来。
夢がありました。
イーロン・マスクさん
庶民のでも気軽に宇宙旅行を楽しめるようにしてください。

-2021年106本目-