フジタジュンコ

貞子3Dのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

貞子3D(2012年製作の映画)
2.2
主題歌がシドなので、スコアは高めにつけました。エンディングにV系をもってこられたら、全部許すしかないじゃないですか!!!(オバンギャ)。

さて、「リング」シリーズがひと段落し、「貞子」シリーズが始まるわけですが、もうここからは貞子の名を借りた面白モンスターが登場するホラー風コメディ作品なので情緒もくそもありません。

本作も、石原さとみの「キャー!」(パリーン!)と、後半の巨大グモになった貞子が増殖してさとみを襲撃、鉄パイプで返り討ちに遭うシーンはとてつもなく面白かったのですが、Jホラーの代名詞としての「リング」の恐怖を台無しにする仕上がりなことは確かです。

原作者の鈴木光司さんは、原作と違って貞子がモンスターのように扱われていることに心を痛めていたとのことですが、心中お察しいたします。