愛とはそれ自体
自然に湧き上がる濁りなく美しいもの。
山でのふたりの心の通い合いは
純粋で喜びに満ちたものだった。
だから尚さらそれ以外の世界では
許されない感情、関係だということが
ふたりに重く長くのしかかる。
それどころか他の人まで傷つけてしまう。
ただ、一緒にいたい
このシンプルな思いを叶えることはできない。
切なくて胸が苦しいのだけど
何故かそれすら美しく感じる。
イニスの最後のセリフ「I swear.」で
ふたりが結ばれたかのような気持ちを覚え
胸が暖かくなった。
故ヒース・レジャーすばらしかった。