ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホール。
二人の表情の作り方とか見せ方とか、
なんと言っても20年が経過してく中での顔つきや佇まいの変化（年の取り方）が驚くほど自然で、
広大で壮大な山々の風景は言うまでもなくきれいで、
まったく興味のない題材で２時間以上あるのに退屈せずに見入ってしまいました。
名画感がひしひしと伝わってくるんだけど、
そもそも同性愛だろうが異性愛だろうが恋愛ものにはあんまり興味がないので、
物語自体が響いてこない自分の感性が少々残念であります。
というより恋愛ものとして観ちゃいかんのかな。
時代や土地柄も踏まえると異性愛とは比べ物にならない障害があるわけなので、映画的なドラマが生まれやすかろうと安易に思ってましたが、
そんな素人考えとはやっぱり違う画作りといいますか、ひたすら繊細に丁寧に撮られているように思われます。
上手く言えないけど何だか、映画を観た！って感じがすごくします。
