ゆりな

黄金の七人のゆりなのレビュー・感想・評価

黄金の七人(1965年製作の映画)
3.5
久しぶりに「&Premium」の映画の号を読み、本作のロッサナ・ポデスタが不二子ちゃんのモデルだと聞いて。とゆうか「元祖ルパン三世」なのね。
あぁ〜〜イタリア映画だけど、乗っけからフレンチ・ポップや渋谷系の音楽にテンションが上がる。

昔なぜか続編のエロチカ大作戦を観て(続編物って今気付いた!)、若かったからストーリーも何もかも分からず全然刺さらなかったのよね。そりゃそうか(笑)

椎名林檎みたいなキュルンとした黒髪ボブ。大きな猫のような目に鼻の横のほくろ。真っ白いドレスにふわふわのファー。
雑誌ではメガネがいいと紹介されていたけれど、服やメイクどころか変装で髪型まで丸っきし変わるところがすごい!

中身はルパンを長尺で見せられているようなかんじ。アニメは早回しやデフォルメできるけれど、映画となるとそうもいかない。
序盤、これで90分映画?ほぼ潜水してるけど大丈夫か(笑)と心配にもなったけれど。

あぁ、これ続くんかーい!
セリフが少ないドタバタコメディ。セットとか時折ヒロインが言う色気のあるセリフは好きなんだけど、ちょっと物足りなさがある。ただ1965年の映画と思えばこんなものなのかも!
ゆりな

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