スワヒリ亭こゆう

アウトローのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

アウトロー(1976年製作の映画)
4.0
クリント・イーストウッド監督・主演の西部劇です。
南北戦争が終わりかけた頃に妻と息子を殺された男が復讐する話。
南北戦争時代と戦争が終わってから新しいアメリカの時代の移り変わりを描いている西部劇で、クリント・イーストウッドの渋くカッコいい演技が堪らなくカッコいいです。


インディアンとの関係性も西部劇では敵味方が多いのですが、本作ではユニーク且つアツい男同士の関係性で描いているのも高評価したいです。


クリント・イーストウッド監督の仕掛けとして最初に理不尽な暴力に遭う主人公を見せておいて彼がアウトローになるのを見せるんですね。
でも、アウトローになっても観客は彼の顛末を知ってるから悪く感じない、寧ろカッコいいんです。
この辺の演出は本当に上手いし面白いです。

西部劇に興味のある人は是非是非見てほしい。