【殺意の眼差しと死亡フラグに気付かぬおじさん】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のクリント・イーストウッド映画『アウトロー』。中学、高校時代にスターチャンネルや午後のロードショーでやっていた気…
復讐劇じみた始まり方だが、描きたいのは弱者達による疑似家族モノ。
マカロニとニューシネマ時代の寵児イーストウッド。
カルト西部劇『荒野のストレンジャー』の反動か、ジョン・フォードやホークス時代の西部…
昔々のイーストウッド監督作品なので流石に期待はしていなかったけれども、全然今と作風は一緒。それがスゴい。これがイーストウッドの最新作ですって言われたって、映像の古ささえ取り除いたら分からないかも。イ…
>>続きを読む再見。イーストウッドの顔に縦の傷を走らせるビル・マッキニーのサーベルを振り下ろす垂直運動は、イーストウッドにトラウマ的に引き継がれ主に地面や死体に唾を吐くという行為として反復される。前半の視線の合わ…
>>続きを読む家族を亡くしたイーストウッドが復讐を胸に、旅の途中で一人また一人と様々な出自の人たちと新たな縁を結んでいく
南北戦争後の殺伐とした混乱やインディアンとの関わり合いも描いていて、キャラクターや目的、…
南北戦争で家も家族も失った男が、紆余曲折を経て新たな家族を手に入れる物語。
壮絶な復習物語というより、復習のエッセンスを加えた優しめのロードムービーという感じ。
西部劇はインディアンが差別的に描かれ…