lemmon

地獄への挑戦のlemmonのレビュー・感想・評価

地獄への挑戦(1949年製作の映画)
3.9
伝説の強盗犯ジェシージェームズ関連。
彼を殺したロバートフォード(ボブ)が主人公。


好みでした。
どこか詩的に静かに語られる印象。娯楽西部劇ではないのでその辺りで好みは分かれるかも。

悪党を殺したはずが、降り掛かるは卑怯者の勲章。愛ゆえの行動が愛する人をも遠ざける矛盾。


ボブと同じ人を愛したジョンケリーを演じたプレストンフォスターが渋くカッコ良い😆。
恋敵で危なっかしいボブとの奇妙な親密性も、不思議と時折兄弟ようにもみえて不思議な感覚だった。


まだ未見だが「ジェシージェームズの暗殺」が気になってきた。本作と描く目線は近いのでは?


にしても、ジェシージェームズ。
悪党なのにこれだけ映画の題材になる。
変な国だ。
lemmon

lemmon