大人であり自由なのに、何の力もなく、それが何よりもどかしい20歳が淡々と描かれている。全体的にリアルで生々しくて、説明の少ない作品なので好みは割れると思う
設定が独特すぎて、このままの体験をした人は…
プールサイドに並ぶ二人に紅白のビニールボールが飛んできて微妙に届かない!!!なんていやらしく、素晴らしいシーンだろうか。
売文=売春というつかい古された言い回しをなぞるように、監督自らが春を買う男の…
1993年にこんな映画があったなんて。
私より年上世代に相米慎二がいたなら、私たち世代(よりもやっぱり上だけど背伸びしたい思いを込めて)には橋口亮輔がいたんだな。
「渚のシンドバッド」を見た時も思っ…
かなり昔の作品で、ファッションなどはたしかに時代を感じさせるが、こういうなかなか表にでない世界の話って、今でも衝撃を与えてくれるし、人との係わりや感情のやりとりって、時代を越えて普遍なんだと感じさせ…
>>続きを読む売り専ゲイの少年達の青春モノ。1993年と時代はLGBTQ+映画には早すぎるが自身もゲイである橋口亮輔監督の長編デビュー作として生々しい感情が描かれている。主人公は来るモノ拒まずの博愛的スタンスでヤ…
>>続きを読む“自分のさみしさってさ、なんか自分だけのもんで人に分かってもらった気になってごまかすのって、なんか嫌じゃない?”
“そんなの格好つけてるだけだよ”
“じゃあ、それでもいいけど”
袴田吉彦と片岡礼子…
最初は、もしかしてつまらん?最後まで観られるかしらん……と、うっすら心配しましたが観終わって思うに割りと好きかも。
居たたまれないとか寄る辺ないとか、そういった空気が漂っている。
が、ストーリー展開…
何度も出てくる長回しの場面に緊張する。
このヒリついた感じ、若い頃の浜崎あゆみが出てたあの映画に似てるな…と思ったら、同じ監督。なるほどなるほど。(映画「渚のシンドバッド」)
うっかりすると割れて…