“自分のさみしさってさ、なんか自分だけのもんで人に分かってもらった気になってごまかすのって、なんか嫌じゃない?”
“そんなの格好つけてるだけだよ”
“じゃあ、それでもいいけど”
袴田吉彦と片岡礼子…
最初は、もしかしてつまらん?最後まで観られるかしらん……と、うっすら心配しましたが観終わって思うに割りと好きかも。
居たたまれないとか寄る辺ないとか、そういった空気が漂っている。
が、ストーリー展開…
何度も出てくる長回しの場面に緊張する。
このヒリついた感じ、若い頃の浜崎あゆみが出てたあの映画に似てるな…と思ったら、同じ監督。なるほどなるほど。(映画「渚のシンドバッド」)
うっかりすると割れて…
微熱どころか低体温な感じの袴田が「売り専」で男娼営業をしているあたり、愛を求める相手が女ではなくて、ということなのか求めあぐねてそこにはまり込んでるだけ?実は誰にも愛を向けられないし受け止めえない…
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