二十才の微熱 A TOUCH OF FEVERに投稿された感想・評価 - 7ページ目

『二十才の微熱 A TOUCH OF FEVER』に投稿された感想・評価

自分という不明確な何かを追いかける感じが愛おしい。
長回しが実験的。
90年代的孤独
サンボ

サンボの感想・評価

3.4
この作品自体は正直そこまで面白くない。でもこの後に発表された渚のシンドバッドとかハッシュをふまえて観ると、橋口亮輔の誠実さとかぶれなさが感じられて嬉しくなる
砂糖をそのままボリボリ食べて、ニキビを掻くシーンが印象的。
外の空気を吸いたくなる映画。青い空。
Sohey

Soheyの感想・評価

3.7

監督自身が当事者であることも大きいだろうけど、性的マイノリティや他者との関係性の描写は30年前つくられた作品とは思えないし、シリアスになりすぎず爽やかに描かれていたのも素晴らしい。

先輩の家での地…

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K

Kの感想・評価

5.0

1990年代か〜。映画が素直に映画を作れなくなった時代、映画が映画の夢から醒めてしまった時代、いかにもそんな時代の空気を感じる。そこらへんが熱ではなく微熱という感じ。
全編に渡り粘り強い長回しで被写…

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QRP

QRPの感想・評価

3.0

片岡礼子が今と全く顔が変わらない。けどよく見ると確かに若い。橋口亮輔の映画は中心に入ってこれない周囲の人間が良い。本作で言うとまさに片岡礼子演じる先輩と、信に報われない思いを秘めるあつみ。とくにあつ…

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tunic

tunicの感想・評価

4.0

袴田吉彦とほぼ同世代なので、同性愛とか関係なくああこの感じ知ってる~の連続。でも懐かしく思うにはちょっとヒリつきすぎている。ブロンで割ったコーラ(+風邪薬?)、白砂糖の直食い、ご飯とソーメンとスイカ…

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chi

chiの感想・評価

3.4

国立映画アーカイブの「1990年代日本映画ー躍動する個の時代」特集で鑑賞。ほぼ満席。

橋口監督作では4作目の鑑賞。これまでに見た3作はどれも好きで高評価をつけて来たので商業デビュー作という本作を鑑…

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めー

めーの感想・評価

-

ゲイバーで身体を売る少年、吐き出したくなるような現実になにものにもなりたくないと思う。
青くさい話だけど、夜を過ごして朝が来るのって本当に良い。若者たちの清々しさと寂しい優しさを感じる。
片岡礼子の…

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ふかい

ふかいの感想・評価

4.5

2022年劇場26本目。経済的にも時間的にもまだ"余裕"があったであろう90年代初頭の、自らの居場所や他者の愛をノン・エモーショナルに探し求める"微熱"感。「渚のシンドバッド」でも描かれたような「残…

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