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マッドマックスのj3livingのレビュー・感想・評価

マッドマックス(1979年製作の映画)
4.0
あのバーの歌手に魅力を感じる人が世界中に何人いるのだろう?

マッドマックスシリーズは回を追う毎にヒャッハーな人種だらけになっていき、みんなが作品を認知していきますが、僕は最初のやつが大好きです。
映画のビデオソフトはほとんど買いませんが、これはVHSも買いました(まあディスクになってからは買い直してはないけど)。

今ではシワシワの渋すぎるおじいさんになってしまったメル・ギブソンもピチピチの若い姿で警察(MFP)のルーキーとして登場。
まだ新人であったせいか、セリフは少なく、それがまたマックスという男の寡黙さや孤独にマッチしていて実に良い。
暴走族役は結構本物のオーストラリアの暴走族を雇ったとかなんとか。

人が死ぬシーンは直接は見せないもののかなりエグい。グースが病院に入ってるシーンはもはやホラー。
交通事故シーンでは実際亡くなった人がいるとか。
本シリーズは1より2が、2より3がと、どんどん話題になっていきました。まあ3はコケたとかコケてないとか…。
でもマニア(特にバイクマニア)の間では1番最初の本作が人気です。まあ2,3と進むごとに2輪は出なくなるからな…。
昔は僕も本作の暴走族バイクのロケットカウルに憧れたものです。
今でもMFP側のグースの格好やバイクを完全再現するおじさんが後を絶ちません。
かの関根勤氏も本作のファンで、ナイトライダーが出てくるコントをやったり、全身革スーツを再現したりしてました。

黒のV8インターセプターはみんな大好きですが、僕はMFPに標準配備されているらしい黄色のインターセプターも好きです。

とにかく個人的にはどんどん2,3と埃だらけになっていった世界よりも、テッカテカのレザーを身に纏ったスマートな本作が好きです。
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