『マッドマックス 怒りのデスロード』が最高すぎたので、最初の作品も観とかないとと思って鑑賞。
『怒りのデスロード』とは世界観は大分違うが、「マックス」という主人公と大迫力の車・バイクアクションは共通。
『北斗の拳』などその後の作品に影響を与えた作品らしく、それはとても納得。世紀末感は凄い。
何もしてないのに、ただ女性というだけで襲われる世界観。1人で出歩くの怖すぎるでしょ。
にも関わらず、子供を放置して1人でビーチに行くジェシー(マックスの妻)の感性どんなだし、とは思った。
昔の映画って、「そこでそんな行動とる?」「もっと生きるための行動しようよ」ってシーンがあるが、こちらもそれがあったのがちょっとマイナス。
・ジェシー1人で変なとこ行くな
・子供ほっといでビーチに行くな
・まっすぐ逃げずに横道に隠れろや
あるあるなのかもしれないけど、普通こう行動するでしょ、という行動にはして欲しい感がある。
とはいえ、カーチェイスシーンの迫力は凄い。1979年公開でこれは凄い。もちろんアクションとしては、『怒りのデスロード』の方が凄いんだが、その大元となったこの作品は見ておいて良かった。
復讐者となってからのマックスが、『怒りのデスロード』と似た声になってて渋い。
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小ネタ・雑学
・「制作費と興行収入の差が最も大きい映画」とギネスブックに載った。
・トーカッター(悪役)役のヒュー・キース・バーンは、『怒りのデスロード』のイモータン・ジョー役で出演
・監督のジョージ・ミラーは元医師。実際の体験を撮影に活かしている